![]()
|
口の中の粘膜に水疱が出来て、これがつぶれてびらんや潰瘍を作る痛い病気です。粘膜がすべて禿げてしまう天疱瘡と、粘膜の一部だけが禿げる類天疱瘡とがあります。 口の中の粘膜の上皮細胞のデスモゾーム(細胞をくっつける接着装置)に、自己抗体を作って、自分の粘膜を破壊してしまう一種の自己免疫疾患です。うがい薬や、ステロイドの軟膏が用いられます。注意事項として、この病気は、口の中ばかりではなくて、全身の皮膚や粘膜にも出来ることがあります。他にもあるようでしたら、皮膚科で全身的な治療も必要なことがあります。 |
![]() ![]() |
顕微鏡で覗くと、皮膚や粘膜の間が剥がれて、水胞が出来てしまいます。上皮の下の結合組織には、アレルギーを担当して、抗体を作り出している形質細胞(プラズマサイト)がたくさん出てきています。 軽いものであれば対象療法でも治りますが、広範囲にある場合には、アレルギー専門の内科や皮膚科と相談して治さなくてはなりません。 |